肌にやさしく、10年後も美しく。今日から始める“摩擦レススキンケア”

【肌摩擦NG!】
知らずにやってる?肌に触れるたび“老化”が進む理由

肌摩擦、実は毎日のスキンケアで起きている

スキンケアは「肌を守るため」に行っているはずなのに、やり方ひとつで逆効果になることがあります。その代表例が「肌摩擦」。

実は、クレンジングや洗顔、化粧水を塗るときなど、無意識のうちに肌をこすってしまっている人は多いんです。
 


肌摩擦がもたらす3つのデメリット

1. バリア機能の低下

肌には、外部刺激や乾燥から守る「バリア機能」が備わっています。しかし摩擦によって角層がはがれたり乱れたりすると、この機能が低下。乾燥や敏感肌の原因に。

2. 色素沈着やくすみの原因に

強い摩擦は、肌内部で炎症を引き起こし、メラニンの生成を促進。これがシミやくすみ、さらには「摩擦黒ずみ」の原因になります。

3. シワ・たるみを進行させる

肌をこする動作は、真皮層にあるコラーゲン繊維をゆるませてしまう可能性があります。これが、たるみやシワの原因になることも。

 


肌摩擦を防ぐには? 今日からできる使い方の習慣

1. クレンジング:肌に乗せたら「なじませる」だけ

※世田谷コスメ クリアクレンジング ココナッツ京都宇治茶葉 使用参考
 

✦ NG例:

ゴシゴシこすってメイクを落とす、乾いた手・顔に使って摩擦を増やす
 

✔ 正しい摩擦レスステップ:

  1. 乾いた手・顔に使うタイプか、濡れてOKなタイプかを確認
     → 誤った使い方は摩擦やメイク残りの原因に。

  2. 適量(1〜2プッシュ)を手にとり、指の腹で顔全体にやさしく広げる
     → 摩擦を防ぐには「量が少なすぎない」ことが大切。

  3. くるくると円を描くように“馴染ませる”だけでOK
     → 肌と指の間にジェルを挟むように馴染ませる。

  4. ぬるま湯で洗い流す(熱すぎNG)
     → 手のひらで水をすくって、肌を“押し流す”ように。

📝 ポイント:
クレンジング中、肌に“指の圧”を感じたら摩擦になっています。「力を入れない」が鉄則!


 

2. 洗顔:泡を“肌に触れさせる”だけ

※世田谷コスメ ハニーフェイスウォッシュ 使用参考
 

✦ NG例:

泡立てずに使う/指でこすって洗う/シャワーを顔に直接当てる
 

✔ 正しい摩擦レスステップ:

  1. 洗顔料はしっかり泡立てる
     → 泡立てネットやスポンジで「ホイップクリーム状」に。肌と手が触れないくらいのモコモコ泡が理想。

  2. 泡を顔に乗せ、泡だけを転がすように洗う
     → 特に頬や目元は力を入れず、“泡に汚れを吸着させる”イメージで。

  3. ぬるま湯で30回前後すすぐ
     → シャワーはNG。手ですくって泡を流す。生え際・フェイスラインは洗い残し注意。

  4. 清潔なタオルでポンポンと水分を吸い取る
     → こすらず“押さえるだけ”!

📝 ポイント:
「泡が手のクッションになる」=摩擦ゼロ洗顔。泡立てに時間をかけるのが美肌の第一歩です。



 

3. 化粧水:塗るのではなく「置く・包む」

※世田谷コスメ パールエンリッチローション 美白ウォータリースキンローション 使用参考
 

✦ NG例:

手でゴシゴシたたく/コットンでこすりながら伸ばす
 

✔ 正しい摩擦レスステップ:

  1. 化粧水はたっぷり取りすぎずパール粒ぐらいでOK
     → 多すぎると逆に肌に入りづらくなります。少なすぎても摩擦のもと。

  2. 手のひら全体に広げて、顔全体を包み込むように
     → 肌の上に「置く」ような気持ちで。

  3. 頬・額・鼻・顎を包み込みながら、じっくり浸透させる
     → 肌がしっとり吸い付くような感覚に。

  4. 乾燥しやすい部分には重ねづけもOK
     → 量を多くするのではなく、重ねるのがポイント。

📝 ポイント:
「触れすぎない」「塗り込もうとしない」「押し込もうとしない」この3つを意識すると肌が変わります。



 

4. クリーム:塗るのではなく「のせて、包む」

※世田谷コスメ モイストリッチマスククリーム 使用参考

✦ NG例:

・乾燥が気になるからと、力強くすり込む
・ベタつきを嫌がって、手早く伸ばし広げる
→ どちらも肌への摩擦や負担、そしてムラづきの原因に。

 

✔ 正しい摩擦レスステップ:

  1. 適量を手にとる(パール粒〜10円玉サイズ)
     足りないとこすりがちに。まずはしっかりとったうえで、足りなければ後から少しずつ。

  2. 顔に5点置き(両頬・額・鼻・あご)をする
     クリームは一気に伸ばさず、“肌にのせる”ように軽く点置きしましょう。

  3. 手のひらで顔全体を包むように伸ばす
     こすらず、「塗り込む」のではなく「肌を蓋するようにやさしくのばす」イメージ。

  4. 乾燥しやすい部分は重ね塗り
     目元・口元などには、指の腹で軽く馴染ませるだけでOK。

     

📝 ポイント:
「こすらず置く」「手のひらで包む」「重ねる時もやさしく」この3つを意識すると肌が変わります。

 



 

最後に:

肌は、“丁寧に扱えば応えてくれる”繊細な存在です。クレンジングから化粧水、クリームまで、ほんの少しの意識で、未来の肌は大きく変わります。
摩擦レスな使い方を意識して、皆さま美肌作りに世田谷コスメがお役に立てたら嬉しいです!